ロカボ(ゆるい糖質制限) 帝京大糖尿病センターの山田先生の方法です。
基本 ” 糖質量はコントロールするが、カロリーは気にしない! “

  1. 炭水化物=糖質+食物繊維 
  2. 1日3食の糖質をおのおの20g-40g、おやつ1回10gまでの糖質量にコントロールする。一日の糖質は60g-130gの間になる。
  3. 脂質、タンパク質の制限は設けない。カロリー制限はむしろ問題となるので糖質以外の脂質、タンパク質で補うイメージで積極的に摂る。
  4. 食物繊維は積極的に摂る。
  5. 人工甘味料は悪者扱いにしない。

実践方法

  1. 主食、副食の糖質量を知る。糖質量のハンドブックの入手またはスマホで検索できるインターネットサイト、アプリを調べる。
  2. 現在の自分の食事の主食(ごはん、パンなど)の重量を具体的に計測する。
  3. 御飯70gの糖質、食パン6枚切り1枚の糖質がだいたい25gに相当するのでこれをデフォルトにする。
  4. 野菜はほとんど糖質を含まず食物繊維が多いと考えてよいが、イモ類、根菜類は糖質が多く、主食に準じて考える。
  5. 果物は体に良いイメージがあるが、最近の果物は糖度が上がっており過剰摂取に注意。制限量の範囲に収まるように計測して摂ること。
  6. 糖質がないと思っている者に意外と以外に含まれている事があるため要注意。たとえば、牛乳200mlにも10gの糖質が乳糖と言う形で含まれる。最初は糖質量ハンドブックなどでこまめに糖質量をチェックすべし。
  7. 脂質には特に制限はないとのことであるが、良質な脂をバランスよく摂るように心がける。ナッツ、オリーブオイル、ココナッツオイル、MCT(中鎖脂肪酸)、ω3脂肪酸なども適量摂取できるように!
  8. アルコール  糖質量に注意。赤ワインや辛口白ワインは問題なし。焼酎、ウイスキーも問題なし。ビールや日本酒は量に注意。ただし最近ビールの糖質は利用可能糖質ではないとの意見あり。

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